喫茶ネグラ(下北沢)
音楽の街、古着の街、お笑いの街、最近ではカレーの街とも言われている下北沢。ライブハウスや古着屋などが立ち並ぶ街。サブカルチャー的な雰囲気がありつつも、スーパーや生活用品店も多く、日常的な生活には困らない便利な街です。
そんな下北沢の魅力は、ひとくちに◯◯の街と言い表せないところにある。と語ってくれたのは、喫茶ネグラの古谷オーナー。
学生時代によく通っていた、思い入れのある下北沢でお店をはじめたのは2017年。比較的 新しくできたばかりの喫茶店ですが、店内にはどこか懐かしい雰囲気が漂います。古谷さんが好きだった老舗の喫茶店がだんだんと閉店していき、その空気感をどうにかして残したいと思い、レトロな喫茶店を始めたそうです。
喫茶ネグラ
東京都世田谷区北沢2丁目26-13
PACKAGE ONE [MAP]
定休日 月・火
営業時間 11:30~20:00
TEL 03-6361-9874
こじんまりとした店内ですが、席はゆったりと使われています。「自分の部屋みたいにくつろいで、楽しんでほしい」というオーナーの心遣いが感じられる配置です。
そこで注目したいのが、各席に置かれているテーブルやイス。実は種類が統一されていないんです。古道具店で購入したり、自宅から持ってきたというインテリア達。中には実際に教会や学校で使われていた椅子もあるんだとか。「この前来た時と違う席だね」「これ学校の椅子じゃない?」と、色んな席に座って楽しめるのも喫茶ネグラの醍醐味なんですよ。
オーナーが特にお気に入りだというのは、入り口付近にあるアクリルの丸テーブル。透明な天板を外すと中が空洞になっていて、ぬいぐるみやおもちゃがディスプレイされています。他にも、おもちゃのリングがこっそりとテーブルの角に置いてあったり、カウンターの下からホットカーラーが顔をのぞかせていたり。こういう”遊び心”に惹かれて、マリーもずいぶんこのお店に通っています。
喫茶ネグラの”遊び心”といえば、やはり色とりどりのクリームソーダではないでしょうか?「楽しさ」を追求するうちに増えていってしまったというクリームソーダのメニューはなんと10種類以上!トッピングもフレーバーによって全て違います。細かいところも手が込んでいて、まるで芸術作品のよう。
今回はその中から、ラベンダー味のクリームソーダをチョイス。淡いラベンダー色のドリーミーな雰囲気に惹かれました。この時すでに、次に来た時は何味にしよう?と考えていたマリーはすっかり喫茶ネグラの虜です。
さて 気になるお味はというと、見た目の可愛らしさとは一転、ほんのりとした甘さの中に、ラベンダーが意外にもスパイシーに香ります。アイスを溶かしながら飲むと、まったりとした濃い甘さへ。アイスを溶かす量で甘さが変化するので、お好みで調節してもいいですね。グラスに添えられているライムを絞ると、更に爽やかな風味へと大変身。味の変化を楽しめるクリームソーダは珍しい!一度飲むとクセになってしまう。そんな魅力が詰まった、ラベンダークリームソーダなのでした。
店内の隅っこに隠れている懐かしいお友だち。色とりどりのクリームソーダ。毎回種類の違うカップ。謎のスナックで使われていたような古い丸椅子。
見つける楽しさ、選ぶ楽しさ、気付く楽しさ、出会う楽しさ。
「楽しい」が詰まった喫茶ネグラ。クリームソーダをコンプリートするのが先かな?全ての椅子に座るのが先かな?
(次のページ「錦糸町 喫茶ニット」に続く)
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録画していた家ついて行っていいですか?を今頃見ました。
大好きです!応援してます!スナックとかバーを開いてほしいです!
批難、誹謗中傷は免れないかもしれませんが、とことん突き詰めてください!
おかげで幸せな気分になりました、有難うございます。
追伸、上白石萌音さんにチョー似てますね!