秋田の暮らしを今に伝えるイタヤ細工
秋田県角館のイタヤ細工は、イタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて編み、さまざまなものを作ります。200年以上の歴史があり、農具を中心に作られてきました。
紅玉りんごの手作りアップルパイ
かつては一世を風靡し、大量に出回っていた紅玉りんご。新品種が続々と登場するに従い、あまり目にすることがなくなりました。
しかし近年、製菓用にはこの紅玉の酸味や果肉の質が向いているということで再び注目を集めています。果肉は緻密でしまりがあり、煮込んでも煮崩れしにくい肉質。甘味は十分にありますが、それ以上に酸味がしっかりとしていて香りも活き活きとしています。
自然豊かな秋田県横手市十文字町にあるデリカテッセン「紅玉」では、そんな紅玉りんごを使用した手作りのアップルパイが食べられます。パイの切り口からはりんごのフレッシュな香りが漂い、ほおばると、すっきりとした酸味とコクのある甘さがお口の中に広がります。