MOVIE STORIES うやま工房(房州うちわ)
房州うちわの名人と呼ばれたうやま工房の宇山正男さんが2017年に他界し、その伝統は二代目のまゆみさんに受け継がれた。今回は、映像制作独楽とのコラボレーションで伝統のバトンが渡された瞬間を映像で捉えた。
知られざる香川漆器の魅力
今回は漆器について紹介したいと思う。取材に行ったのは、香川県の高松市で代々、漆器を作っている老舗の工房。実は、香川はメジャーではないが、古くから漆器産業が盛んで、独自の技法や特色を持つ面白い産地なのだ。
からくり屋敷の組紐工場
京都は宇治の組紐工場では、50年以上前の製紐機を使って伝統的な組紐作りが行われています。まるで、からくり屋敷のような組紐工場で、どのようにして組紐製品が作られているのか取材しました。
職人の魂が息づく伝統工芸「甲州印伝」
しっとりと落ち着いた風合いの生地に、艶やかな模様が映える甲州印伝。株式会社印傳屋 上原勇七では、約400年もの間、代々口伝にて伝統技術を受け継いできました。今回は代表的な技法である「漆付け」と「燻べ」の作業場を見学させていただきました。
土と炎のうつわ 備前焼
備前焼は現在の岡山県備前市を中心に遡ること1000年前から作られています。窯の中で土と炎によって自然に生み出される模様が魅力です。決して派手さはありませんが、土味がよく表れていて温かみがあり、使い込むほどに味わいが増していきます。今もなお赤煙突が立ち並ぶ備前焼の町・伊部を訪れました。
益子陶器市 焼き物の里を歩く
最近は焼き物に興味をもつ若者が増えているみたい。東京のセレクトショップにもお皿やお茶碗が並んでいたりするよね。新宿のBEAMSが民芸店さながらに様変わりしたのには驚いた。そんな焼き物に興味をもちはじめた人たちには、ぜひ益子に行ってみてほしい。毎年、春と秋に開催される益子陶器市は全国でも有数の陶器市で、約40万人の焼き物ファンが集まる一大イベントだ。今回は2017年春の益子陶器市の様子をご紹介する。
make my day 毎日に彩りを添える瀬戸焼
瀬戸は日本六古窯の1つ。東日本で広く流通し「瀬戸物」は陶磁器をあらわす言葉として一般化するほどに古くから人々の生活に親しまれてきました。
陶器の製造は平安時代にはじまり、室町・戦国時代には日本最大の窯業生産地に発展。江戸時代後期からは九州肥前に対抗するため磁器の製造もはじました。現在の瀬戸では、素朴な民芸調から優雅な染付けまで、様々なスタイルの焼き物が楽しめます。
瀬戸焼にはどのようなスタイルも咀嚼し自分のものにする力があります。和食器や洋食器まで全ての種類を生産できる技術力とそれを支える良質な資源を豊富にもっているのです。