全国シェア9割を誇る「奈良墨」の魅力に迫る
日本国内で使用されている固形墨の9割以上が奈良県で作られていることをご存じでしょうか。身近なようでいて分からないことも多い、墨の世界を覗いてみましょう。
京扇子を陰で支える高島の扇骨
扇子の生産地といえば、たいていは京都が挙げられます。しかし扇骨とよばれる土台部分に注目すると、滋賀県高島市が国産品のほとんどを独占していることはあまり知られていません。職人として60年近くの経験を持つ吹田政雄さんにお話しを伺いました。
手のひらに広がる蜻蛉玉の世界
光を通して色鮮やかに輝く蜻蛉玉。大阪府泉州地域で伝統的な蜻蛉玉作りを受け継ぐ、山月工房の松田有利子さん、純一さんご夫妻にお話を訊かせていただいた。
若手職人の絶望日記 第六話「職人、燕三条へ」
新潟県燕三条で行われる人気イベント「工場蚤の市」に出店することが決まり、売り上げへの期待に胸をふくらませる職人。しかし出発の朝、予期せぬ問題が発生する・・・
秋田の暮らしを今に伝えるイタヤ細工
秋田県角館のイタヤ細工は、イタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて編み、さまざまなものを作ります。200年以上の歴史があり、農具を中心に作られてきました。
若手職人の絶望日記 第五話「手作り市と職人」
クラウドファンディングのキビしさで若手職人のモノづくりへの意欲は急速にしぼんでいった・・・ そして今、意欲がしぼんだ職人の怠惰な日々を赤裸々に告白する”新たなる絶望日記”がはじまる!
櫛の歴史をたどって(大阪府泉州/つげ櫛)
わが国最古の櫛産地として1500年の歴史をもつ大阪府貝塚。伝統ある木櫛作りを継承する西出櫛工業の西出長仕さんのもとを訪ねた。
若手職人の絶望日記 第四話「クラファンに挑む職人」
若手職人は試行錯誤の末、アウトドア漆器ブランドの完成まであと一歩というところにきていた。そんな中、ひょんなことからクラウドファンディングに挑戦することになるのだが・・・
MOVIE STORIES うやま工房(房州うちわ)
房州うちわの名人と呼ばれたうやま工房の宇山正男さんが2017年に他界し、その伝統は二代目のまゆみさんに受け継がれた。今回は、映像制作独楽とのコラボレーションで伝統のバトンが渡された瞬間を映像で捉えた。
ブロックプリントに魅せられて
向井詩織さんは西インドにあるブロックプリント工房で布を染めている、工房初の外国人職人。本来はムスリムだけ、男だけの工房ですが、テキスタイルアーティストとして単身で乗り込み、従来にない、この技法ならではの模様を表現しています。