あきことめぐみの、旅のひとめぐり「べんがら染め」
沖縄県竹富島在住の写真家・水野暁子と神奈川県の西湘地域を拠点とする文筆家/映像作家・関根愛による往復書簡。旅の途上で出会う人びとや風景を言葉と写真でささやかに伝え合います。今回は関根さんが岡山のべんがら染め工房を訪れました。
土と炎のうつわ 備前焼
備前焼は現在の岡山県備前市を中心に遡ること1000年前から作られています。窯の中で土と炎によって自然に生み出される模様が魅力です。今もなお赤煙突が立ち並ぶ備前焼の町・伊部を訪れました。
桃源郷の仙果といわれた桃
日本の桃の品種改良はものすごい。いかにおいしくするかを追求し続け、独自の改良の末、現在のような美味しい桃たちが生まれています。桃の皮、果肉ともに様々な品種があり、産地によっての特徴もあります。品種改良を続けることで、さらに新しい品種が次々と登場しているのです。