金継ぎ
金継ぎは天然漆で破損部分を接着した後、金粉で装飾を施します。金継ぎには、金属的な光沢のある「金1号粉仕上げ」と、マットな質感の「金消し粉仕上げ」の2種類の仕上げがございます。
どちらの仕上げも耐久性に違いはありませんので、修理費用と見た目の好みでお選びいただければと思います。「金1号粉仕上げ」は落ち着いた雰囲気があり、「金消し粉仕上げ」は明るい印象です。
銀継ぎ
銀継ぎは天然漆で破損部分を接着した後、銀粉で装飾を施します。銀継ぎには、金属的な光沢のある「銀1号粉仕上げ」と、マットな質感の「銀消し粉仕上げ」の2種類の仕上げがございます。
銀継ぎは漆で固める際に少し色が落ちる(銀が茶色味を帯びます)可能性がございます。また金継ぎよりも修理費用を安く抑えられます。
色漆継ぎ
色漆継ぎは天然漆のみで破損部分を修復します。様々な色の漆を調合することができますので、器の色味に合わせたり、あえてカラフルな色を取り入れることも可能です。
金や銀を使用しないため、費用を最も安く抑えられます。あまり修理費用をかけたくない場合やポップな仕上がりにしたい場合におすすめです。