若手職人の絶望日記 第三話「旅する職人」
アウトドア用の漆器を作るべく、木工機械と材料をどうにか確保した私。それからは試作を繰り返す日々であったが、成果らしい成果を残せぬままに数か月が経過していた。
若手職人の絶望日記 第二話「ガンダーラの職人」
アウトドア漆器ブランド「erakko」を立ち上げた若手職人の絶望と笑いの奮闘記。職人になる覚悟を決め、全財産を投じて木工旋盤を購入したものの使い方すら分からない・・・
若手職人の絶望日記 第一話「職人の覚悟」
アウトドア漆器ブランド「erakko」を立ち上げた若手職人の絶望と笑いの奮闘記。第一回はオリジナルブランドの立ち上げと、看板商品「おとも椀」のアイデアが生まれるまでの話。
知られざる香川漆器の魅力
今回は漆器について紹介したいと思う。取材に行ったのは、香川県の高松市で代々、漆器を作っている老舗の工房。実は、香川はメジャーではないが、古くから漆器産業が盛んで、独自の技法や特色を持つ面白い産地なのだ。
漆器の向こうに広がる漆の世界
透き通った輝きを放ちつつ、しっとりとした深みを感じる漆塗り。海外でジャパンと呼ばれることもあり、日本の工芸品の中でもとくに人気が高い。今回は森林ジャーナリストの田中淳夫さんに漆器の原料となる漆をとりまく現状について書いていただきました。
職人の魂が息づく伝統工芸「甲州印伝」
しっとりと落ち着いた風合いの生地に、艶やかな模様が映える甲州印伝。株式会社印傳屋 上原勇七では、約400年もの間、代々口伝にて伝統技術を受け継いできました。今回は代表的な技法である「漆付け」と「燻べ」の作業場を見学させていただきました。